在宅医療対応電子カルテ(モバカルネット)movacal.net

050-5577-5406

9:00~17:00(土日祝日除く)

宮崎県  彩り在宅クリニック 院長 坂田 鋼治

〒885-0004 宮崎県都城市都北町5882-1
TEL: 0986-51-9520
https://irodoriclinic.com/

取材日:2024.7.26

地域連携で持続可能な在宅医療を目指す

宮崎県都城市にある、「彩り在宅クリニック」はモバカルを導入して約2年目を向かえる地域に密着したアットホームなクリニックです。そこで院長を務める坂田先生は、大学病院の派遣にて、都城市の数々の病院で、循環器内科を専門とし心不全治療やがん診療の経験を数多く積んできました。すべての人の、その人らしい「彩りある生活と人生」をサポートしたいと願い、2年前に彩り在宅クリニックを開院しました。現在も患者様と家族を中心においた医療を行い医療者としての立場から、ともに悩み、考え、行動し、共感する医療を行っています。 また同県の北諸県郡三股町にある「ホームクリニックみまた」もモバカルを導入している為、患者さんの情報をモバカル内で共有し地域連携体制を整える事が可能となり、持続可能で質の高い在宅診療を365日患者さんに提供しています。

(モバカルを使用する坂田先生)

同級生の末期がんをきっかけに在宅医療の道を決意。

  高校の同級生が末期がんになった事を伝えられた事がありました。「最期まで見てもらえる病院があってよかった。ただ、本当は自宅の方がお世話になった人に会えるから、自宅で最期を迎えようとも思ったけど、都城市はまだ在宅まで来てくれる先生が少ないから」という同級生の言葉が在宅医療を始める大きなきっかけになりました。同級生が言っていた通り、宮崎県の都城市は在宅医療が十分に普及していない状況であった為、在宅医療を必要としている患者さんの最期を自宅で過ごせるサポートができる医師になろうと一念発起しました。在宅医療の道を決意して約2年目を迎えますが、患者さんのお宅へ訪問すると、「先生来てくれてよかった」「先生ありがとう」と言ってくれます。その言葉こそが原動力となっています。と坂田先生。

モバカル導入で「動ける診療所」が現実になった。

患者さんが来れない状況であれば、こちらから出向く。そんな「動ける診療所」を目指して在宅医療を始めたいと考えていました。そして開業すると決めてから次の3つの条件を満たす電子カルテが必要だと考えていました。 ①クラウド型であること②在宅医療に強みがあること ③クリニック間と連携しやすいこと。 また、全国の在宅診療所を回って訪問診療を見学しました。そこで出会ったのが神奈川県横浜市に位置する「みらい在宅クリニック」でした。そこで院長を務めている沖田先生は、モバカルネットの共同開発者でもあります。実際に診療に同行し、電子カルテの運用の仕方などを見学した時に、在宅医療に特化した電子カルテで、驚くほど完成されている製品だと思いました。それまで他社製品も色々検討した中で、自分の方向性にフィットするだろうと確信し、モバカルに決めたのを覚えています。またモバカルの機能の「一括文書作成機能」、「e-fax機能(処方箋や文書をFAX出来る機能)」はまさに痒い所に手が届く電子カルテだと思いました。と坂田先生。

導入して思った事。それは「モバカルで間違いなかった」

モバカルを導入してみて、2年ほど経ちますが、クチコミや、導入事例の内容は本当だったんだなと思います。「モバカルで間違いなかった」この一言につきます。担当営業さんから製品の説明があった時に、「地域連携もできます」とお伺いしたものの、どこの範囲まで連携できる機能が整っているのかまでは正直不透明でした。ですが、導入してみたら、クリニック間の患者情報共有や、待機患者の情報交換など、モバカル1つで運用が可能に なり、私が思い描いていた「地域に持続可能な医療」を実現出来ている事に気づきました。 と坂田先生。 在宅医療の訪問診療は365日、24時間対応で患者さんを常に見守っています。最近よく耳にする「働き方改革」ですが、例えば、医師が体調を崩せば患者さんを診察する事が出来なくなってしまいます。同じ地域でモバカルを導入しているクリニック間で、その仕組みができたので、ひとりの医師の体調が悪くなったとしても患者さんへ必要な医療を提供し続けることが可能になったのです。この体制が組めるのはモバカルさんのおかげです。と坂田先生。 今後はこの取り組みを全国の在宅医療に広めていきたい。その体制が可能であれば、在宅医療を始めたいと検討している医師もすぐにスタートできます。またモバカルのサポート体制も整っていますし、導入して終わりではなく、営業さんも責任をもって対応してくれるので初めてモバカルを触る方でも問題なく使いこなせると思います。と坂田先生。

(看護師とミーティング中の坂田先生)

その先も続く在宅医療に想いを寄せて

取材を終え、先生・奥様・看護師・事務スタッフさんが一丸となり力を合わせ持続可能な在宅医療を必要な人に届けていきたい。その強い思いが伝わってきました。坂田先生の優しいお人柄は、家族や友人のような安心感を与え、患者さんは先生の顔を見るだけで自然と笑顔になるのではないでしょうか。 坂田先生は、「医師は患者さんに育てられています」 とおっしゃっていました。彩り在宅クリニックさんは、これから先も患者さんの為に彩りある生活をサポートしクリニック全体として成長していくのだろうと思いました。

(彩り在宅クリニックのスタッフさん)
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