在宅医療対応電子カルテ(モバカルネット)movacal.net

050-5577-5406

9:00~17:00(土日祝日除く)

栃木県  医療法人賛永会 さつきホームクリニック
理事長 月永 洋介 

〒320-0843 栃木県宇都宮市花園町17-1
TEL: 028-688-0456
https://satsuki-hc.com/

取材日:2024.11.15

在宅医療普及への想い

栃木県宇都宮市に位置する「医療法人賛永会 さつきホームクリニック」で理事長を務める月永先生は、2003年に兵庫医科大学卒業後、順天堂大学泌尿器科学講座に入局し、その後さいたま市にある丸山記念病院にて8年間診療部長として勤務されました。医師として働き始めて14年経った頃に、社会の流れや、時代に必要なイノベーション、高齢化社会による問題、リーダーシップなど、医療分野以外のことにも目を向けた時期がありました。これまでの経験を活かし、日本の未来にどのような貢献ができるのかなど模索した結果、ご自身が出した答えが「在宅医療の普及」への道でした。 2016年4月宇都宮市にさつきホームクリニックを開業し、その後、鹿沼市・益子町にも在宅専門診療所と訪問リハビリステーションを設立しました。

(モバカルを使用する月永先生)

自分で出来る喜びを感じてほしい

当院は、訪問リハビリテーションにも力を入れています。勤務医の時代から在宅医療で医療だけを行うのではなく、リハビリテーションもあわせて提供することにより患者の総合的なQOLが改善することを感じていました。「在宅医療はあきらめの医療ではない」「リハビリテーションは家でできる永遠の治療」というコンセプトをもとに訪問リハビリステーションも開設しました。在宅医療をうけている患者は、気持ちがネガティブになりやすく、ADLも低下していきます。医療従事者が患者に寄り添い1から10までケアすることも大切だと思いますが、自分でトイレに行ったり、子供の運動会に参加したり、家族で食卓を囲めるなど、たとえささいな事でも自分で出来た喜びは療養生活を支えるうえで大変重要なものです。患者には、自分が訪問する事で少しでも明るい気持ちになってほしいですし、リハビリをする事で向上心を持って頂きたいと思っています。開業してから大変なことは沢山ありましたが、一度も訪問診療を苦痛だと思った事はありません。これからも待ってくれている患者のために当院なりの医療を届けたいと思っています。と月永先生。

在宅医療に特化した電子カルテ

開業する前にいくつかの在宅医療診療所で非常勤として働いていました。その時は、ノートPCにUSBをつなぐ作業、訪問診療に行く前そして帰ってきてからの作業の多さ、医事文書の紙での運用など、診察以外に沢山やることがあり大変だったのを覚えています。自分が開業する時は絶対にクラウド型と決めており事務長が提案してきたのが、モバカルネットでした。デザインの良さはもちろんの事、機能面では、インターネットFAX、多職種連携、計画書や医事文書のひな形など在宅医療に必要な機能がすべてそろっており、在宅に特化した電子カルテでしたので即決しました。実際に導入してからは困ったこともなく、評判どおりの電子カルテだと思いました。マイナーチェンジはもちろん、テンプレートの修正など現場の要望にも対応してくれます。本当にモバカルを導入してよかったです。全国でモバカルを使用して在宅医療をしている先輩は沢山いますので、今後はモバカルユーザ間で繋がり情報共有ができるようになればいいですね。と月永先生。

「好きな3つの機能 インターネットFAX・地図機能・書類BOX」

モバカルの機能の中で好きな機能が3つあります。1つ目は「インターネットFAXの機能」です。在宅医療は書類が多いので 医事文書はインターネットFAXに連携、ボタンを押すだけで、多職種などにFAX送信できます。これは導入した時に一番驚いた機能でした。2つ目は「Googlemap機能」です。 カルテサマリに住所を登録しておけばGoogle マップと連動する事で迷わず訪問宅へ行くことが出来ます。訪問診療を行う上でなくてはならない存在です。3つ目は「書類BOX機能」です。Google chromeのタブ機能を使えば、カルテを閉じることなく、様々な書類を1画面で確認できます。まさに業務改善に役立つ機能です。 栃木県の医師会では病院、在宅、クリニックなどで、患者の情報を共有するために、医療型SNSとしてMCS(メディカルケアステーション)を導入しています。MCSもモバカルに連携できるので診療におおいに役立っています。と月永先生 

(スタッフさんとミーティングの様子)

チームの絆から生まれる新しい可能性

月永先生に取材を通してお話しを伺いした中で、記憶に残る素敵なメッセージがありました。それは「在宅医療はあきらめの医療ではない」というお言葉でした。それは患者さんをそっと見守り続けるそんな気持ちが込められているように思いました。 また写真撮影中のスタッフさんとのたわいのない会話では、仲の良さを感じる場面がいくつもありました。隣接している訪問リハビリステーションにもお伺いしましたが、とても活気にあふれ、風通しよく温かみがある職場の雰囲気を感じました。これから先もチームが一丸となり、より良い医療はもちろんのこと、在宅医療の新しい可能性を切り開いていくのだろうと思いました。

(月永先生)
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