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導入事例

宮崎県
彩り在宅クリニック 院長 坂田 鋼治

〒885-0004 宮崎県都城市都北町5882-1
TEL: 0986-51-9520
https://irodoriclinic.com/

地域連携で持続可能な在宅医療を目指す

宮崎県都城市にある、「彩り在宅クリニック」はモバカルを導入して約2年目となる地域に密着したアットホームなクリニックです。院長を務める坂田先生は、大学病院の派遣にて、都城市の数々の病院で循環器内科を専門とし勤務し心不全治療やがん診療の経験を数多く積んでこられました。すべての人の、その人らしい「彩りある生活と人生」をサポートしたいと願いから 2年前に「彩り在宅クリニック」を開院。現在も患者様と家族を中心においた医療を行い、医療者としての立場から、ともに悩み、考え、行動し、共感する医療を掲げています。 また同県の北諸県郡三股町にある「ホームクリニックみまた」もモバカルを導入しており、患者さんの情報をモバカル内で共有することで、地域連携体制を整える事も可能となり、持続可能で質の高い在宅医療を365日患者さんに提供しています。

(モバカルを使用する坂田先生)

同級生の末期がんをきっかけに在宅医療の道を決意。

坂田先生:高校の同級生から末期がんになったと伝えられた事がありました。「最期まで診てもらえる病院があってよかった。ただ、本当は自宅の方がお世話になった人に会えるから、自宅で最期を迎えようとも思ったけど、都城市はまだ自宅まで来てくれる先生が少ないから」という同級生の言葉が在宅医療を始める大きなきっかけになりました。同級生が言っていた通り、宮崎県の都城市は在宅医療が十分に普及していない状況であった為、在宅医療を必要としている患者さんの最期を自宅で過ごせるサポートができる医師になろうと一念発起しました。在宅医療の道を決意して約2年目を迎えますが、患者さんがお宅へ訪問すると、「先生来てくれてよかった」「先生ありがとう」と言ってくれます。その言葉こそが原動力となっています。

モバカル導入で「動ける診療所」が現実になった

坂田先生:患者さんが来れない状況であれば、こちらから出向く。そんな「動ける診療所」を目指して在宅医療を始めたいと考えていました。そして開業すると決めてから次の3つの条件を満たす電子カルテが必要だと考えていました。 ①クラウド型であること②在宅医療に強みがあること ③クリニック間で連携しやすいこと。それから全国の在宅診療所を回って訪問診療を見学しました。そこで出会ったのが神奈川県横浜市に位置する「みらい在宅クリニック」でした。そこで院長を務めている沖田先生は、モバカルネットの共同開発者でもあります。実際に診療に同行し、電子カルテの運用の仕方などを見学した時に、在宅医療に特化した電子カルテで、驚くほど完成されている製品だと思いました。それまで他社製品も色々検討したましたが、自分の方向性にフィットするだろうと確信し、モバカルに決めたのを覚えています。またモバカルの機能の「一括文書作成機能」、「e-fax機能(処方箋や文書をFAXできる機能)」はまさに痒い所に手が届く電子カルテだと思いました。

導入して思った事。それは「モバカルで間違いなかった」

坂田先生:モバカルを導入してみて2年ほど経ちますが、クチコミや、導入事例の内容は本当だったんだなと思います。「モバカルで間違いなかった」この一言に尽きます。担当営業さんから製品の説明があった時に、「地域連携もできます」と伺いしたものの、どこの範囲まで連携できる機能が整っているのかまではイメージが沸きませんでした。実際導入してみたら、クリニック間の患者情報共有や、待機患者の情報交換など、モバカル1つで運用が可能になり、私が思い描いていた「地域に持続可能な医療」をできている事に気づきました。在宅医療の訪問診療は365日、24時間対応で患者さんを常に見守っています。最近よく耳にする「働き方改革」ですが、例えば、医師が体調を崩せば患者さんを診察する事ができなくなってしまいます。それが、同じ地域でモバカルを導入しているクリニック間で、連携をする仕組みができたので、ひとりの医師の体調が悪くなったとしても患者さんへ必要な医療を提供し続けることが可能になりました。この体制が組めたのはモバカルさんのおかげです。 今後はこの取り組みを全国の在宅医療に広めていきたい。その体制が可能であれば、在宅医療を始めたいと検討している医師もすぐにスタートできます。またモバカルのサポート体制も整っていますし、導入して終わりではなく、営業さんも責任をもって対応してくれるので初めてモバカルを扱うでも問題なく使いこなせると思います。

(看護師とミーティング中の坂田先生)

これからも続く在宅医療に想いを寄せて

取材を終え、先生・奥様・看護師・事務スタッフさんが一丸となり、力を合わせて持続可能な在宅医療を必要な人に届けていきたいという強い思いが伝わってきました。坂田先生の優しいお人柄は、家族や友人のような安心感を与え、患者さんは先生の顔を見るだけで自然と笑顔になるのではないでしょうか。 坂田先生は、「医師は患者さんに育てられています」 とおっしゃっていました。「彩り在宅クリニック」さんは、これから先も患者さんの為に彩りある生活をサポートし、クリニック全体として成長していくのだろうと思いました。

(彩り在宅クリニックのスタッフさん)