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導入事例

三重県
丸の内在宅クリニック  院長 上垣内 隆文

〒514‐0035 三重県津市西丸之内5-9
TEL: 059-271-7710
https://marunouchi-zaitaku.jp/

国内外のへき地で在宅医療の研修を積む

三重県津市にある「丸の内在宅クリニック」は2023 年5月に開業、モバカルを導入して1年2か月を迎えるクリニックです。 院長である上垣内(うえがいと)先生は家庭医療を専門とし、日本の都市部から国内外のへき地に至るまで、 幅広い臨床分野の経験を積んでこられました。地域の皆さまが住み慣れた場所で生きがいを持って過ごしてもらうことを目標にし、長年医師として培ったネットワークを活かし、法人や多職種の方と連携をしながら在宅患者さんを見守っています。

(モバカルを使用する上垣内先生)

コロナ過をきっかけに在宅診療所の開院を決意

上垣内先生がネパールのへき地で研修を終え帰国した2020 年は新型コロナウイルス感染症が拡大した時期でした。 帰国してすぐに大学医局からの派遣で三重県の診療所で働くことになりましたが、通常の外来診療と訪問診療に加え、 想像を超える数のコロナ外来患者の対応を行っていたため、人手が足りず、どうしても訪問診療を断らざるを得ない状況が 続いていたそうです。「先生、どうしても家に帰りたい。おうちで過ごしたい」と在宅復帰を希望されている終末期の入院患者さん からの相談を数多くお断りしました。この経験が心に残っており、コロナ収束後の2023年5 月に丸の内在宅クリニックを開院 する決意をしました。と上垣内先生。

準備カルテで業務改善が実現

上垣内先生:モバカルを知ったきっかけは、在宅クリニックを開業している先輩の医師がモバカルを導入しており、とても使いやすいと お薦めされたからでした。早速NTTプレシジョンメディシン社に連絡し、営業の方へデモンストレーションをしていただいたところ 確かに在宅に特化した電子カルテだと思いました。他社の電子カルテを使用していた事もあったので、比較しやすかったのを 覚えています。導入してみて1年ほどた経ちましたが、一番好きな機能は「準備カルテ」です。在宅医療は月に2 回訪問診療を しますので、予定に合わせて看護師が事前に必要な情報を登録してくれます。その後、医師が最終確認をして準備カルテとして 保存しています。患者さん宅に到着したら「準備カルテ」の編集から開くと、診察をすぐに開始できるので、患者さんとの コミュニケーションに時間を費やせています。今では当たり前のように使用している機能ですが、モバカルを導入することで 自然と業務改善につながり患者さんとの時間が増えていると感じています。

(ミーティング中の様子)

医事文書がその場で送れるFAX機能

「モバカルには医事文書一括作成の機能や、その医事文書をその場でFAXできる機能があり、作成と同時に関連職種にFAX送信できるため、送信忘れもなくなり本当に助かっています。」と上垣内先生。「訪問診療時は、 モバイル端末で簡単にアクセスできますし、患者さんのバイタルや症状などのカルテ登録もとてもしやすいです。 と看護師さん。また、「「収納管理機能」(医事請求と介護請求を1枚にまとめる請求作成機能)に日々助けられています。 操作方法等で不明な点は、サポートデスクに電話すれば解決策を教えてもらえますし、モバカルチャットで、ユーザーからの 質問などを参考にして業務に役立てています。」と事務スタッフさん。

(スタッフさんと休憩中の様子)

未来の在宅医療が広がるチームの輪

取材を終えて、「丸の内在宅クリニック」はとてもアットホームで和やかな印象を受けました。先生はじめ、看護師さん、 事務さんが家族のようにチーム一丸となり、津市の地域の患者さんに質の高い手厚い医療を届けている様子が伝わってきました。上垣内先生が何度もおっしゃっていた「患者さんにできるだけの事をしてあげたい」というその強い思いが、一緒に働くスタッフさんに伝わり、津市の在宅医療を担う次世代に繋がり、どんどん輪が広がっていく。そんな未来が目に浮かびました。

(上垣内先生)