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導入事例

愛媛県
いろはホームケアクリニック
院長 飯森 俊介

〒791-0243 愛媛県松山市平井町甲2495番地1
TEL: 089-909-3688
https://irohaclinic.com/

最期を支える居場所を地元愛媛につくりたい

愛媛県松山市に位置する「いろはホームケアクリニック」で院長を務める飯森俊介先生は、愛媛大学医学部をご卒業後、市立宇和島病院、愛媛大学医学部附属病院にて臨床経験を積まれました。その後京都大学医学部附属病院では、呼吸器外科の専門医としてご活躍されたのち、知識を深める為に日本赤十字社和歌山医療センター・京都市立病院にて勤務されました。病院で働いていた頃、沢山の患者さんを診る中で、自宅に帰りたいけれど様々な理由から自宅に戻れない患者さんや、緩和ケア病棟への入院待ちが数か月という状況に、いつしかもどかしさを感じられたそうです。そして自身のキャリアを考えていた時に、外科医として地元愛媛に戻るよりも、医師としての役割を最大限に生かすことができる医療は訪問診療だと気づきはじめたとの事です。そして、医師を続けるのであれば、在宅訪問医として地域の為に医療を提供したいと思ったのが在宅医療を始めるきっかけとなり、その後、同県の「医療法人ゆうの森 たんぽぽクリニック」にて訪問診療について3年間にわたり学び、2019年に「いろはホームケアクリニック」を開院されました。

(モバカルを使用する飯森先生)

在宅医療で大切にしていること

飯森先生:在宅医療を通じて、住み慣れた自宅で無理のない療養生活をサポートできるよう支援しています。患者さんやご家族に寄り添いながら患者さんの希望を尊重し、どのように終末期を過ごしたいのかなどの、コミュニケーションを大切にしています。在宅医療ではご家族が患者さんの傍にいて、共に生活をしながら医療を行い、多職種の方や訪問看護師さんがそれを支えています。私は在宅医療という場を通じて地域の病院の負担を軽減させる事も在宅医としての任務だと常に思っています。現在、日本の病院への救急搬送は様々な課題に直面しており問題視されています。救急医療のひっ迫を救う鍵は在宅医療だと思っており、チーム全体で最善を尽くして進めています。

モバカルは総合的評価が高かったので選びました

飯森先生:在宅医療を開始するにあたり、NTTさんと他社製品の二者択一で悩みました。電子カルテを導入する際の絶対的条件の1つ目は「クラウド型」ということです。クラウド型は院内にサーバーを置く必要がなく、場所や端末を問わず使用できる事です。2つ目は「在宅医療に特化している電子カルテ」だという事です。訪問診療での日々の業務を効率化でき、働き方が変わるツールの1つです。 3つめは「イニシャルコストとランニングコストが安価」です。サーバーの運用や保守費用が不要になる事で、開業までの時間が短縮になります。またランニングコストが安価であることによって経営の安定や、事業の成長を加速させることが期待できます。これらの様々な面を考慮し、総合的評価が高かったのでモバカルに決めました。実際に開業当初は最小限のスタッフで訪問診療を開始する事ができました。また訪問診療所で、実際にモバカルを使用している医師の評判が良かった事が大きな決め手にもなりました。

物品の確認作業の様子(飯森先生と看護師さん)

電子カルテと情報収集が1画面で

飯森先生:モバカルは訪問診療の電子カルテに留まらず、経営にかかわる管理が1画面でできるのも魅力の1つです。診療タイプの集計、患者集計・病名集計も週や月ごとに自動で管理されており一目で確認できます。またメモ機能は職種別・色別で表示されるので把握もしやすいですね。医事文書は自動作成機能があり、PDF変換もできるので、現場から直接処方箋などをFAX送信できる為本当に助かっています。特に便利と感じているのは、医療と介護の請 求書が合算され1枚で出力される「収納管理機能」です。医療事務さんのお仕事ではありますが、時間短縮にもつながり、何よりヒューマンエラーや、ミス防止にも役立っています。価格帯も大変満足しています。

(飯森先生と事務スタッフさん)

温かさがつまった診療所

飯森先生はとても穏やかな印象で、何気ないスタッフさんとの会話ではチームワークの良さを感じる場面が沢山ありました。お話を伺う中では、在宅医療を通じ、一人ひとりの患者様に安心していただける医療を提供されているのだと思いました。また2階の事務所は、温かみのある木目調で、家にいるようにほっとできる畳の休憩室や会議室、そして広々としたキッチンや、テラスまで完備されており素敵な職場環境でした。全てはスタッフさんを想う飯森先生の優しさのように感じました。

(スタッフさんと一緒に)