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導入事例

大阪府
医療法人向翔会 だんホームクリニック
院長 段 俊行

〒591-8025 大阪府堺市北区長曽根町1207‐7
TEL: 072‐246‐6611
http://www.dan-hc.jp/

外科医から在宅医へ第2の人生を歩む

大阪府堺市北区に位置する「だんホームクリニック」は2017年8月に開院し、外来診療 在宅医療、オンライン診療を手掛けている地域の方々の健康と生活を支えるクリニックです。 院長を務める段先生は、様々な手術の技術を習得する為に、外科医として17年間 医局に所属されていました。自分が思い描く方向性が違う事を感じて退局し自分を生かせる 医療機関への再出発を決意した。次に勤務した病院では、「手術」という1つのミッションだけを遂行するのではなく、診察に関わる全ての事を自身で判断し責任を持つ体制であったそうです。その環境の中に身を置いている内に医局時代には感じた事のない一医師としてのやりがいを感じ、患者さんとのコミュニケーション能力も徐々に高まっていったことが第2の人生を歩むきっかけになったことをお話ししてくださりました。

(診察室にてカルテを確認中の段先生)

ある看護師との出会いで「在宅医療を経験」

病院で一緒に働いていた看護師が在宅診療所でアルバイトをしている事を知り、 その方の紹介で経験の1つとして訪問診療を学んでみる事にしました。 外科医として終末期を迎える患者さんは沢山診てきましたが、家で看取る 訪問診療は、病気だけを診るのではなく、患者さん1人の生活環境、家族のケアそして 多職種連携の関わりがあり、日に日にやりがいを感じどんどん魅了されていきました。その後在宅医療専門クリニックで8年間学んだ後、周りのご縁もあり、在宅医療を専門としたクリニックを開院する事になりました。

モバカルでしかできない「医事文書の自動作成」

段先生: 開院をするにあたりインターネットで「クラウド型電子カルテ」「セキュリティ」という キーワードで検索をしたところ、モバカルネットを見つけました。この2つの条件だけなら、他社製品にも優れた製品は沢山ありました。ただ在宅医療を運用していく上で、提出する書類がとても多いことが大変です。そこをカバーしてくれたのが「NTTグループ社のモバカルネット・ クラウド型電子カルテ」でした。モバカルは保健所に提出する在宅療養支援報告書が自動作成できますし、在宅診療計画書・居宅療養の書類も自動作成できるので、とても便利で一番好きな機能です。 作成できた書類はFAX送信も可能です。他社にはない在宅医療向けの電子カルテだったので、モバカルに決めました。

在宅医療の現場を知っている人が開発しているから

段先生:在宅医療専門クリニックで研修をしていた時に紙カルテを使用していた経験もありますが、 24時間対応でしたので、急に患者さんに呼ばれた際に、患者さんの情報がなく、 何の薬を飲んでいるのか分からなくて大変でした。在宅医療を始めるなら、 絶対にクラウド型の電子カルテがないと、在宅医療は運用出来ないと思っていました。 緊急搬送した患者さんの情報を転送先の病院にできるだけ早くお伝えすることは 大事なことですが、デジタルのいいところを利用してモバカルで素早く情報診療提供書を 作ってFAXを送れるので助かっています。モバカルは、本当に在宅医療の現場を知っている人 が開発に携わり在宅医療を知っているスタッフさんがサポートしてくれているのだろうと思います。また「モバカルコミュニティ」というユーザー専用WEBサイトに機能追加の要望を 書き込んでおき、他のユーザーからの賛同(いいね)をもとに優先順位をつけて機能追加を してくれているのもよいと思います。新しい機能が定期的に追加されていて使ってみたら便利だなと思う事も多々あります。モバカルは日々進化してくれているので使い続けています。 将来的にモバカルを一体化(レセコンと電子カルテ)にしてくれたらさらに業務がしやすくなるので期待しています。

(スタッフさんと休憩中の段先生)

「在宅医師としてのプロフェッショナル」

取材をしていると、患者さんファーストで常に個々を尊重する志の高い 外科医というだけではなく、在宅医としてのプロフェッショナルな段先生 のお声を聞く事ができました。こんな先生に診てもらえたら患者さんは当然の事、 家族もきっと後悔せず穏やかな終末期を迎える事ができるのではないかと思いました。 堺市は地域の病院と在宅医療の連携が円滑におこなわれており5、6年前から 市全体で在宅療養という選択肢が広がっているそうです。堺市においては患者さん 自身で選択する医療が実現できているように感じました。 「穏やかにすごせる環境を整える」 困っている時には医師としてどうにかしてあげたい」 「患者さんの情報は正確にそして早く連携先に届ける」 「在宅医療に対応出来る環境でも、病院でケアしたい人もいる」 患者さんやそのご家族の気持ちを受け止め、その気持ちを尊重する先生の姿勢が 非常に印象的でした。それは医師という立場を超えた先生の人柄からくる「やさしさ」のように感じました。

(段院長先生)