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導入事例

鹿児島県
医療法人ナカノ会 ナカノ在宅医療クリニック
理事長 中野 一司

〒890‐0008 鹿児島市伊敷3丁目14-8
TEL:099‐218‐3300
https://nakanozaitaku.jp/

鹿児島市で25年間在宅の患者を見守る

鹿児島市伊敷にある「ナカノ在宅医療クリニック」を務める理事長中野一司先生は、東京理科大学薬学部を卒業したのち、鹿児島大学医学部に入学卒業後、救急医療研修を経て、鹿児島大学医学部付属病院検査部に5年間所属し3つの検査部内システムの構築に従事されたそうです。その後1999年9月に「地域で生活を支える医療システムを作りたい」という想いから在宅医療クリニックを開業、多職種の方と密に連携をとりながら患者様ファーストで、患者様やそのご家族が安心できる医療や介護を提供しています。先生ご自身が最期まで受けたいと思える医療を目指して、今なお25年以上も続く在宅医療クリニックの最前線でご活躍なさっています。また数々の執筆活動や学会、テレビ出演、各メディアなどでも取り上げられており、日本の在宅医療を切り開いたパイオニアの一人です。

(モバカルを使用する中野先生)

「キュアとケア」

2012年に発刊された『在宅医療が日本を変える(キュアからケアへのパラダイムチェンジ)』(中野一司先生著)は在宅医療の在り方や、 取り組みなど、哲学(概念)を提起する本である。キュア志向の病院医療と、ケア志向の在宅医療、両方の観点から何が患者さんにとって 必要な治療なのかを追求し続けながら、医療現場での経験をのちにパラダイムチェンジした。キュアとケアは、おたがいを相補い合う ことで、「人間を診る」ことのできる緩和ケアの総合医である。

(巡回中の中野先生)

多職種連携に最強なモバカル

中野先生:「医療法人ナカノ会」は「在宅医療・訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所・デイサービス・サービス付き高齢者向け住宅)」と幅広いサービスを展開していますが、これらのサービスを提供する上で一番大切なのは多職種連携です。多職種で情報共有をしながら運用するには「モバカル」が必要でした。「情報共有がその場でできる」これがモバカルの最大の強みであり2019年からモバカルを使っていますが、在宅医療に特化した最強ツールと言えます。また週一度の薬局さんとの服薬カンファレンスも、診療レポートにより簡単に情報共有ができるので、オンラインミーティングが効率的に行こなえ業務改善に繋がっています。

(服薬カンファレンス中の中野先生)

「モバカルの3つの機能」

中野先生:モバカルは「在宅医療向け電子カルテ」として完成されており、導入すればすぐに在宅医療が始められます。 私自身も医療システム開発者でしたので、情報共有の為のメールと診療録が一体化された電子カルテができた時には本当に嬉しかったですし、今でもその感動を覚えています。機能は沢山ありますが、 日々の業務でよく使う機能は「医事文書作成」「書類BOX機能」「掲示板機能」の3つです。
1⃣「医事文書作成」
 主治医意見書・診療情報提供書・訪問看護指示書など個別でも一括作成・一括修正も可能。
2⃣「書類BOX機能」
 事務所から受け取った紹介状や訪問看護報告書などのスキャンや画像データを取り込みが可能。
3⃣「掲示板機能」
(チャット機能)TOPページの掲示板機能を使用することで、スタッフ間での情報共有や、外部の事業所との情報共有が可能。

在宅医療を超えた人生のヒントが結集

取材を終えて、中野先生はとてもおおらかでポジティブなお人柄だという印象を受けました。また、 お話をお聞かせていただく中でチャレンジ精神や、医療への熱い想いがある方だと感じました。先生の著書の 「在宅医療が日本を変える」(キュアからケアへのパラダイムチェンジ)は、在宅医療に関する本でありながら、 読者に「今ある命をどう生かして過ごすのか」、「自分らしく生きるには」など人生のヒントが結集していました。 それは在宅医として25年間、日々生死を目のあたりに診ているこそのメッセージではないでしょうか。

(施設の前で中野先生)