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導入事例

広島県
医療法人秋本クリニック   
院長 秋本 悦志

〒736-0067 広島県安芸郡海田町稲荷町3番34号
TEL:082-823-7777
https://www.akimoto-clinic-k.com/about/

30年以上地域を支える地域密着型の診療所

広島県安芸郡海田町で、30年以上にわたり「秋本外科」の院長として地域の皆様の健康を支えてきたお父様の秋本 元久前院長からバトンを受け、2012年に現院長の秋本悦志先生が「秋本クリニック」と名称を変え診療所を継承し、乳腺外来と地域のかかりつけ医として訪問診療を開始されました。秋本先生は久留米大学医学部をご卒業後、県立広島病院、広島大学病院で乳がん診療を専門とし、日本外科学会専門医、日本乳癌学会専門医、乳癌超音波検査認定医マンモグラフィ読影認定医(A判定)としてご活躍されておられます。  
秋本クリニック」は、常勤医2名、非常勤医9名のチーム体制を構築し、24時間365日対応できる往診体制で、同一法人内で居宅介護支援事業所と訪問看護ステーション、中等度対応型のデイサービスを併設しています。安芸地区は在宅医療に先進的な地域であるため、自宅でのお看取りを希望される患者様が多く、訪問看護ステーション、地域中核病院そして後方支援として多職種連携をしながら、地域の患者様が安心してお過ごしになられるようにサポートされています。

(診察室にて秋本先生)

チーム医療で患者さんに寄り添う

乳がんの専門医として基幹病院で乳がんをはじめ、様々ながん患者さんと向き合い医師として「がんを治す」ということに心血を注いできました。しかし、どうしても治らないがんがあること、そして人間は寿命が必ずあることは避けられない事実ということを痛感しました。そんな中、私が担当している終末期の患者さんが、ひとり寂しく病室でたたずんでいる様子を目にして、もどかしい気持ちになり、何かできることはないかと考えるようになりました。  誰かに任せるのではなく、自分たちの手で終末期に強い地域医療のチームを作れば、看取り患者さんの意向に沿った人生の終わり方をサポートできるのではないか。また超高齢社会の中で、医療介護を通じて「自宅での看取り」「がん診療」「高齢者医療」などの諸問題を解決しながら地域の方々と連携をし、未来のある地域の仕組み作りを進めていきたいと思い継承開業しました。訪問診療を始めてから、患者さんやそのご家族さんから「先生、家で最後まで苦しまずに楽しく過ごせた。先生、本当に家に帰れてよかった」などのお言葉をもらうことが仕事のやりがいに繋がっています。

モバカルを選んだすべての理由

秋本先生:当院は、仕事の分量として外来:在宅が50:50です。在宅医療に特化しながら、一般診療にも十分に対応できるという面でもモバカルを選びました。 訪問診療先での使いやすさを追求したシンプルな操作性、モバイル端末での利用、地図連携、訪問スケジュール管理など、モバカルは訪問診療ならではのニーズに対応した機能が充実しています。またリアルタイムでの情報共有、例えば、医師、看護師、薬剤師、事務スタッフ間の患者情報の共有がスムーズに行え、多職種連携にも強く、セキュリティと安全性に関しても、患者様の重要な情報を安全に管理するための強固なセキュリティ対策が万全であることも選ぶ理由の1つになりました。 また、機能面以外だと、費用対効果は重要な要素になります。オンプレミス型は初期投資が嵩む一方、5~7年毎にシステムの一新とそれに伴う高額な更新費用が発生します。 一方、クラウド型電子カルテは、月額費用の中でのシステム利用料、保守、アップデート費用が含まれており、定期的なシステム更新が不要になります。常に最新の機能が利用でき将来的なOS ソフトウェアのバージョンアップにも自動で対応するため、更新時の追加費用や煩雑な作業が発生しないのもいいですね。長期的な視点でのシステム運用を考えた上で契約を決めました。また操作などで困った時はサポートデスクもすぐに対応してくれますし、電話対応で改善できないものに関してはリモートで作業もしてくださいます。また夜間・休日は緊急ダイヤルもあるので安心です。

(秋本クリニックさんのチーム医療)

在宅医療に特化した電子カルテ

秋本先生:電子カルテ導入前は、紙カルテでの煩雑な情報管理、手書きによる記載ミスや時間的制約、情報共有の遅れなどが課題でした。モバカルを導入してからは、カルテの記載・参照の効率化、情報共有の迅速化、ミスの減少により、業務効率が大幅に向上しました。 また患者情報の一元管理により、診療の質が向上し、レセプト業務の効率化にも繋がり、訪問診療においては、外出先からの情報アクセスが可能になることで迅速な対応もできるようになりました。 当院で特に業務に役立っている機能を3つご紹介します。
                  
1つ目は「インターネットFAX機能」です。
在宅医療は多職種、多事業所との連携が多いので、ボタンひとつで医事文書など連携先に送信できるのはとても便利です。

2つ目は、「書類BOX 機能」です。

外来診療と在宅医療どちらでも使用していますが、患者様の紹介状などの情報書類が書類名でわかりやすくなってため、業務がスムーズになりました。

3つ目は「掲示板機能」です。
掲示板機能を法人全体の掲示板としており、個人でのチェック機能があるので、患者情報や連絡事項など伝達事項の周知のために使用したり、委員会ごとの議事録などを全員で共有できるようにしています。これにより伝達事項の漏れが減りました。

モバカルはクラウド型の電子カルテで、場所を選ばずに情報へのアクセス・記録が可能で、写真も添付できるので、訪問診療に力を入れている医療機関に特にお薦めです。 当院のように24時間365日体制で稼働しているクリニックで、夜間や緊急往診が多い医療機関であっても、クリニックにいない時でも患者情報を共有でき、質の高い在宅医療を提供できるのもうれしいです。私はiPadで診察を回っていますが、起動までの時間が10秒でも20秒でも短縮される事で、忙しい現場ではストレスが全く違います。これから電子カルテ導入を検討されている方がいれば、モバカルは、移動中や、訪問先での業効効率化を図りたい医療従事者の皆様に最適です。当院ではモバカルを外来診療でも活用していますが、業務をスムーズ進めることができており助かっています。

(秋本先生と事務スタッフさん)

ホスピタリティを感じる温かいクリニック

取材を終え、秋本先生はとても穏やかな雰囲気をお持ちで、患者さんやご家族さんからも安心感と信頼感を持たれている印象をうけました。 写真撮影時には、秋本先生と働くスタッフさんとのチームワークの良さを感じる場面に遭遇し素敵なクリニックさんだと思いました。 秋本先生は今後の抱負として、広島県の在宅医療や緩和ケアのレベルの底上げによりがん終末期は在宅医療という選択肢をすべての人に届けられるような社会インフラの一つに昇華できるように、チームづくりに精進したいとおっしゃっていました。

(秋本クリニック)