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導入事例

導入事例

長野県
医療法人コスモス会
ながのファミリークリニック
理事長 清水 隆一

〒380-0935 
長野県長野市 中御所1丁目12-8
TEL:026-217-6610
https://www.naganofc.jp/

会社員としての経験を経て
医師の道へ

モバカルを使用する清水先生

モバカルを使用する清水先生

長野県長野市に位置する「医療法人コスモス会 ながのファミリークリニック」で理事長を務める清水隆一先生は、設計開発職から医師へと転身された、ユニークなキャリアの持ち主です。ご結婚された奥様の家系に医師が多く、人の役に立つ姿に心を打たれ、「私にも貢献出来るのではないか」と思い、医師になる事を決意されました。

愛知医科大学医学部をご卒業後、同大病院で初期研修、その後2008年より、名古屋大学医学部附属病院総合診療科後期研修医として研修を開始、2010年には研修の一環として名古屋市内の在宅クリニックに勤務したことが在宅医療に携わる原点となられたそうです。後期研修で総合診療科・緩和ケア科・小児科等の研修を修了後、長野市内で家族が運営する「医療法人コスモス介護老人保健施設コスモス長野」と、併設の「クリニックコスモス長野」に勤務されました。
そこで在宅医療のニーズの高まりを実感し、引き続き患者さんを診ていきたいという思いから、2011年より同施設の副院長に就任、その後、2014年には「医療法人コスモス会 コスモス在宅クリニック(旧名)」を開設し、現在は「医療法人コスモス会 ながのファミリークリニック」として地域医療に貢献されています。2021年からは社会福祉法人アムールの理事長も務められています。

長野市を拠点に、外来診療・在宅医療・入院対応まで一貫した医療サービスを提供

急患者対応中の清水先生と事務長さん

急患者対応中の清水先生と事務長さん

清水先生:
長野市を中心に、地域の皆様に対して在宅医療を主軸とした診療を行っています。また、外来診療にも対応しており、18床の入院設備を完備することで、幅広い医療ニーズにお応えできる体制を整えています。患者様に安心して医療を受けていただけるよう、当院では可能な限り院内で実施可能な検査体制の整備に努めています。

また、24時間365日体制で患者様からのご連絡を受け付けており、医師・看護師・薬剤師・ケアマネジャー等の多職種が連携しながら、継続的かつ適切な診療を提供しています。モバカルは訪問診療のみならず、当院のように外来診療も行っている医療機関においても、外来カルテとして活用できる点が非常に有用です。
1台で訪問・外来の両方に対応できるため助かっています。

当院には入院設備があり、将来的には「モバカルホスピタル」の電子カルテの導入も視野に入れています。モバカルシリーズを活用する事で、さらなる業務効率の向上が期待できるかもしれませんね。

モバカルを導入してから12年。
今では欠かせない存在に

確認業務中の様子(清水先生と看護師さん)

確認業務中の様子(清水先生と看護師さん)

清水先生:
在宅医療を導入した当初は紙カルテを使用しておりましたが、業務効率の悪さに限界を感じ、ある会社の電子カルテを導入しました。しかしながら、在宅医療での実際の運用においては、多職種との連携や医事文書の取り扱いに多くの時間を要し、事務スタッフにかかる負担が非常に大きいという課題が浮き彫りとなりました。その電子カルテではローミング機能が安定して作動せず、在宅医療の現場において機動的な対応が困難な状況でした。

そのような中、当時の事務長が在宅医療に特化した電子カルテとして提案してくれたのがモバカルでした。実際の運用を想定した際に、業務の円滑化が期待できると判断し、前の電子カルテ導入からわずか1か月でモバカルへの移行を決断いたしました。当時からクラウドの動作速度が非常に速く、NTTグループならではの技術力と安定性を実感し、大変心強く感じたことを覚えております。

モバカルの優れている点の一つは、スタッフの増員やフィールドの拡大に合わせて、柔軟に拡張できることです。スタッフの増員はアカウント追加で直ちに実施できます。端末は、パソコン、スマホ、タブレット等の種類を問わず自由に使用でき、証明書をダウンロードすることで、すぐに運用を開始できるため、非常に拡張性が高いと感じています。また、インターフェースが直感的で分かりやすく設計されているため、当院では非常勤医師に対して特別な操作説明を行わずとも、カンファレンスの場などで自然に操作を習得してもらえており、大変助かっています。在宅医療および外来診療において、モバカルを導入してから12年間、日々の業務に欠かせない存在として活用しています。
モバカルがなければクリニックの運営が難しいと感じるほど、現場に深く即したシステムとなっており、その利便性と安定性には大きな信頼を寄せています。

「過去カルテ」のタイムラインで
業務改善

清水先生:
モバカルを導入した理由の一つに、過去カルテを時系列で確認できる「タイムライン機能」の存在があります。患者様を診察する際に、過去の診療記録を迅速かつ簡便に参照できることは非常に重要であり、診療の質を高める上でも欠かせない要素です。
モバカルでは、患者様の情報を全職種・全職員がタイムライン形式で共有できるため、診察がスムーズに進み、チーム医療にも大きく貢献しています。また数年分のタイムラインを読み込んだうえで、ブラウザの検索機能を活用することで、必要な情報を全職種の文章を対象に簡単にワード検索できる点も便利です。モバカル導入後は、医事文書や各種書類の管理が格段に効率化され、医事文書の自動作成機能によって在宅医療の運営が非常にスムーズになりました。この機能は、在宅医療を支える現場にとって、まさに理想的なサポートツールであると実感しています。
開業をご検討されている先生方にも、すぐに運用を開始でき、かつ柔軟に拡張できる点から、モバカルの導入を強くおすすめしたいですね。

最期まで寄り添う、地域医療の灯

ながのファミリークリニックのみなさま

ながのファミリークリニックのみなさま

取材の最中にも、清水先生宛に何度か電話が入りましたが、忙しい中でも一人ひとりに誠実に向き合う姿勢から、患者様やスタッフへの深い思いやりが感じられました。「体力的には大変ですが、日々人のお役に立てることに喜びを感じています」というお言葉は、清水先生の診療に対する真摯な姿勢と、患者様への深い思いを象徴しているように思いました。